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平成27年度 1級建築施工管理技士 学科試験 No.37 を解説、金属製折板葺き屋根工事

平成27年度 1級建築施工管理技士 学科試験 No.37 は、金属製折板葺き屋根工事 に関する問題です。

この問題では、4つの記述のうち、最も不適当なものを選びます。

この問題で問われていること

  1. タイトフレームの割付けは桁行き中心から行い墨出し
  2. タイトフレームの受梁接合は隅肉溶接サイズを受梁板厚と同じ
  3. 雨押えの壁際立上りは150mm
  4. 軒先落とし口は底幅より小さく穿孔し尾垂れ5mm

※ 問題文そのものは建設業振興基金が公開している公式PDFで確認できます。上記は、その記述で問われている論点を整理したものです。

正解:選択肢2(これが最も不適当な記述)

タイトフレームを受梁に隅肉溶接する際のサイズは、薄い側であるタイトフレームの板厚を基準にします。

厚い受梁の板厚に合わせると溶接サイズが過大になり不適当です。

ザックリ言えば、隅肉溶接サイズは薄い材(タイトフレーム)基準、ということです。

各選択肢の正誤

選択肢 正誤 解説
1 ◯(適当) タイトフレームの割付けで正しい
2 ×(最も不適当) 隅肉溶接のサイズは溶接されるタイトフレームの板厚を基準とすべきで、受梁板厚と同じは過大・不適当で誤り
3 ◯(適当) 雨押え立上り150mmで正しい
4 ◯(適当) 軒先尾垂れの処理で正しい

選択肢2 のポイント(ここが最も不適当)

隅肉溶接のサイズ(脚長)は、接合する2つの材のうち薄い方の板厚を基準に決めます。薄い材より大きく溶接すると、熱が集中して薄材が溶け落ちたり変形したりし、かえって品質を落とすからです。

タイトフレームは薄い板、受梁は厚い部材です。サイズは薄いタイトフレームの板厚に合わせます。

選択肢2は受梁の板厚と同じサイズにするとしており、薄いタイトフレーム側には過大です。ここが誤りです。

覚え方

  • 隅肉溶接サイズはタイトフレーム板厚基準(受梁板厚ではない)
  • 割付けは桁行き中心から
  • 軒先は尾垂れ5mm

一問一答

Q.

タイトフレームの隅肉溶接サイズは何を基準にするか。

タイトフレームの板厚です。受梁板厚ではありません。

平成27年 1級建築施工管理技士 学科試験 過去問解説 一覧へ

出典

  • 一般財団法人 建設業振興基金「平成27年度 1級建築施工管理技術検定(学科)試験 問題」
けんせつる

この記事を書いた人

ハナダユキヒロミツメラボ

設計事務所に7年勤務し、建築構造設計に従事。設計者として施工図確認・工程会議・検査立会いなど施工管理と協働してきた経験と、公共建築工事標準仕様書・JASS等の一次資料をもとに執筆しています。

「建築学生が学ぶ構造力学」(kentiku-kouzou.jp)を2010年より運営。著書「わかる構造力学」(工学社)。

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