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令和6年度 1級建築施工管理技士 No.30を解説、建設機械の規定と安全基準

けんせつる

けんせつる

ロングスパン工事用エレベーターって、傾きが1/8を超えると動力遮断なの?

この記事の要点

令和6年度 1級建築施工管理技士 第一次検定 No.30は、建設機械に関する問題です。正解は選択肢4。

令和6年度 1級建築施工管理技士 第一次検定 No.30は、工事用エレベーター・ジブクレーン・ゴンドラ・ロングスパン工事用エレベーターの規定を問う問題です。

問題文は建設業振興基金が公開している公式PDFで確認できます。

4つの記述のうち、最も不適当なものを選びます。

正解:選択肢4

ロングスパン工事用エレベーターの搬器の傾き基準は1/10を超えた場合に動力を自動的に遮断する規定があります。「1/8の勾配を超えた場合」という記述は誤りです。

各選択肢の正誤

選択肢 正誤 解説
1 ○(正しい) 工事用エレベーター: 定格速度0.75m/s超で次第ぎき非常止め装置が必要
2 ○(正しい) ジブクレーンの定格荷重: 最大荷重からフック等の重量を控除したもの
3 ○(正しい) アームを有しないゴンドラの積載荷重: 作業床に人・荷をのせて上昇できる最大荷重
4 ×(誤り) ロングスパン工事用エレベーター: 傾き1/10超で動力遮断。「1/8超」は誤り

選択肢4の「傾きが1/8の勾配を超えた場合」という記述が誤りで、正しくは1/10を超えた場合に動力を自動的に遮断します。

この問題のポイント

建設機械の安全装置に関する数値規定は、細かい数値の違いを問われるケースが多いです。

ロングスパン工事用エレベーターは、搬器が傾くと荷物が滑落する危険があるため、一定以上の傾きで自動停止する安全装置が義務付けられています。その傾き基準は1/10です。

選択肢1

選択肢1の工事用エレベーターに関する次第ぎき非常止め(ガバナー連動型)の設置基準は定格速度0.75m/s超で、記述は正しいです。

選択肢2

選択肢2のジブクレーンの定格荷重の定義は「最大荷重からフック等の重量を差し引いた値」で、記述は正しいです。

選択肢3

選択肢3のゴンドラの積載荷重の定義は記述のとおり正しいです。

選択肢4

これが誤りを含む選択肢です。「傾きが1/8の勾配を超えた場合」という記述が誤りです。

ロングスパン工事用エレベーターは、正しくは傾きが1/10を超えた場合に動力を自動的に遮断します。

覚え方

ロングスパン工事用エレベーターの傾き基準は「1/10」です。

ロングスパンエレベーター → 傾き1/10超で動力遮断(1/8は誤り)

一問一答

Q.

ロングスパン工事用エレベーターの搬器の傾きが何を超えると、動力が自動的に遮断されるか。

1/10の勾配を超えた場合です(1/8は誤りです)。

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出典

  • 一般財団法人 建設業振興基金「令和6年度 1級建築施工管理技術検定 第一次検定 問題」
けんせつる

この記事を書いた人

ハナダユキヒロミツメラボ

設計事務所に7年勤務し、建築構造設計に従事。設計者として施工図確認・工程会議・検査立会いなど施工管理と協働してきた経験と、公共建築工事標準仕様書・JASS等の一次資料をもとに執筆しています。

「建築学生が学ぶ構造力学」(kentiku-kouzou.jp)を2010年より運営。著書「わかる構造力学」(工学社)。

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