令和3年度 1級建築施工管理技士 第一次検定 No.49 は、品質管理における検査に関する問題です。
この問題では、4つの記述のうち、最も不適当なものを選びます。
※ 問題文そのものは建設業振興基金が公開している公式PDFで確認できます。上記は、その記述で問われている論点を整理したものです。
| 選択肢 | 正誤 | 解説 |
|---|---|---|
| 1 | ◯(正しい) | 購入検査は外部から購入する品物の合否判定に使う |
| 2 | ◯(正しい) | 巡回検査は検査員が随時パトロールして検査する |
| 3 | ◯(正しい) | 無試験検査は工程が安定し損失が問題にならない場合に使う |
| 4 | ×(誤り) | 抜取検査は品質が安定した場合に使う。不良率が大きい場合は誤り |
抜取検査は、ロットの中から一部だけを抜き取って調べ、ロット全体の合否を判定する方法です。前提として、ロットの品質がある程度安定していて、不良がまれにしか出ないことが必要です。
継続的に不良率が大きく、品質を修正しなければならない場合は、一部を見るだけでは不十分で、全数検査が適します。問題文は抜取検査の適用場面を取り違えている点が誤りです。
ザックリ言えば、不良が多いなら全数検査、ということです。
継続的に不良率が大きい場合、抜取検査と全数検査のどちらが適するか。
全数検査です。抜取検査は品質が安定している場合に用います。
出典
※ この記事の確認日:2026年6月
正解:選択肢4(これが最も不適当な記述)
抜取検査は、ある程度品質が安定しているものに使う検査なんです。
選択肢4は抜取検査を継続的に不良率が大きく修正が必要な場合に使うとしていますが、不良が多いものには全数検査が適するため誤りです。正しくは抜取検査は品質が安定し不良が少ない場合です。