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令和2年度 1級建築施工管理技士 学科試験 No.37は、金属板葺屋根工事に関する問題です。この問題では、4つの記述のうち、最も不適当なものを選びます。
過去問本命1級建築施工管理 第一次検定 問題解説集
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金属板葺の施工(下葺き材の重ね・ねじの材質・通し吊子・平葺の吊子寸法)を問う問題です。引っかけの核心は平葺の吊子の寸法で、寸法を小さくして保持力不足の不適当な選択肢を作っているわけです。
※ 問題文そのものは、建設業振興基金が公開している公式サイトで確認できます。
正解:選択肢4(最も不適当な記述)
| 選択肢 | 正誤 | 解説 |
|---|---|---|
| 1 | ◯(正しい) | 下葺き材は上下重ね100mm、左右重ね200mmとするので正しい |
| 2 | ◯(正しい) | 塗装溶融亜鉛めっき鋼板には同系統の亜鉛めっき製ドリルねじを使うので正しい |
| 3 | ◯(正しい) | 心木なし瓦棒葺の通し吊子は下葺・野地板を貫通させ母屋に固定するので正しい |
| 4 | ×(誤り) | 平葺の吊子は幅30mm程度を確保する。「幅20mm・長さ50mm」は小さすぎて誤り |
選択肢4は平葺の吊子を幅20mm・長さ50mmとしており、ここが最も不適当です。これでは保持力が足りないんです。
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吊子は、葺板を野地板側に引き留めておく小さな金物で、葺板と同種・同厚の材を使います。
屋根は風の吹上げ(負圧)を強く受けるため、吊子が小さいと保持力が不足して葺板が外れるおそれがあります。
そのため平葺の吊子は幅30mm程度を確保します。選択肢4の幅20mm・長さ50mmでは小さすぎて、所定の保持力が得られず誤りなんです。
めっき鋼板に異種金属のねじを使うと電食(異種金属接触腐食)を招くため、ねじの材質を母材に合わせる点も合わせて押さえます。
平葺の吊子の幅の目安はいくらか。
30mm程度です。幅20mmでは小さすぎて、風の吹上げに対する保持力が不足します。
めっき鋼板に固定するドリルねじの材質を、母材に合わせるのはなぜか。
異種金属を接触させると電食(異種金属接触腐食)が進むためです。同系統のめっき製ねじを使い、腐食を防ぎます。
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出典
※ この記事の確認日:2026年6月
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