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令和2年度 1級建築施工管理技士 学科試験 No.9を解説、3ヒンジラーメンの反力

令和2年度 1級建築施工管理技士 学科試験 No.9 は、3ヒンジラーメン架構の反力を求める問題です。

この問題では、4つの記述のうち、正しいものを選びます。

この問題で問われていること

  1. 水平反力H_Aの値
  2. 水平反力H_Bの値
  3. 鉛直反力V_Aの値
  4. 鉛直反力V_Bの値

※ 問題文そのものは建設業振興基金が公開している公式PDFで確認できます。上記は、その記述で問われている論点を整理したものです。

正解:選択肢3(これが正しい記述)

これは図を用いた計算問題です。図はここでは再現しませんので、数値そのものは公式PDFで確認してください。

3ヒンジラーメンは、両支点と中央ヒンジの計3つのピンを使い、つり合い式(鉛直・水平・モーメント)に加え、ヒンジ位置でモーメント0という条件を立てて解きます。正答は選択肢3(V_A=−20 kN)です。

各選択肢の正誤

選択肢 正誤 解説
1 ×(誤り) H_Aの値が問題の図の解と一致しない
2 ×(誤り) H_Bの値が問題の図の解と一致しない
3 ◯(正しい) V_A=−20 kN が正しい(つり合いとヒンジ条件から導かれる)
4 ×(誤り) V_Bの値が問題の図の解と一致しない

選択肢3のポイント(ここが誤り)

3ヒンジラーメンは静定構造で、未知反力は4つ(H_A,V_A,H_B,V_B)あります。

つり合い式3本に、中央ヒンジでの曲げモーメント0という条件1本を加えて、計4本の式で解きます。

符号は右向き・上向きを+として整理します。各値の正確な数字は図の寸法・荷重に依存するため、公式PDFで図を見ながら確認しましょう。

覚え方

  • 3ヒンジはつり合い3式+ヒンジでM=0で解く
  • 符号は右・上を+
  • 正答は選択肢3

一問一答

Q.

3ヒンジラーメンを解くとき、つり合い3式に加えて使う条件は何か。

中央ヒンジ位置で曲げモーメントが0になる条件です。

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出典

  • 一般財団法人 建設業振興基金「令和2年度 1級建築施工管理技術検定(学科)試験 問題」
けんせつる

この記事を書いた人

ハナダユキヒロミツメラボ

設計事務所に7年勤務し、建築構造設計に従事。設計者として施工図確認・工程会議・検査立会いなど施工管理と協働してきた経験と、公共建築工事標準仕様書・JASS等の一次資料をもとに執筆しています。

「建築学生が学ぶ構造力学」(kentiku-kouzou.jp)を2010年より運営。著書「わかる構造力学」(工学社)。

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