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令和元年度 1級建築施工管理技士 学科試験 No.45を解説、既存床仕上げ材の撤去

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令和元年度 1級建築施工管理技士 学科試験 No.45は、既存床仕上げ材の撤去に関する問題です。この問題では、4つの記述のうち、最も不適当なものを選びます。

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この問題のポイント

床仕上げ材ごとに適した撤去工具・方法を問う問題です。引っかけの核心は薄いビニル床シートにどの工具を使うかで、硬い材料用のダイヤモンドカッターを過剰に持ち出していないかが分かれ目になります。

※ 問題文そのものは、建設業振興基金が公開している公式サイトで確認できます。

正解:選択肢1(最も不適当な記述)

各選択肢の正誤

選択肢 正誤 解説
1 ×(誤り) ビニル床シートにダイヤモンドカッターは過剰
2 ◯(正しい) 合成樹脂塗床はケレン棒・電動はつりで下地ごと撤去
3 ◯(正しい) フローリングは丸のこで切断しケレン棒で撤去
4 ◯(正しい) 磁器質床タイルは目地を縁切りし電動はつりで撤去

選択肢1は薄いビニル床シートの撤去にダイヤモンドカッターを用いるとしており、これが過剰で誤りです。スクレーパーで足ります。

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選択肢1のポイント(ここが誤り)

床仕上げ材の撤去は、材料の硬さや厚みに合わせて工具を選びます。硬く厚い材料には切断工具、薄く柔らかい材料には削ぎ取る工具を使うわけです。

ビニル床シートは薄くて柔らかいので、スクレーパーやはがし機で接着面から削ぎ取れます。床を傷めずに能率よくはがせます。

選択肢1はこれにダイヤモンドカッターを使うとしていますが、これは硬い磁器質タイルやモルタルを切るための工具です。薄いシートには大げさで、下地まで切り込んで傷めるうえ効率も悪く、不適当なんです。

合成樹脂塗床をケレン棒や電動はつりで下地ごと撤去する点、フローリングを丸のこで切断してケレン棒で撤去する点、磁器質床タイルを目地で縁切りして電動はつりで撤去する点は、いずれも材料に合った正しい方法です。

覚え方

  • 撤去工具は薄いシートはスクレーパー・硬いタイルはダイヤモンドカッターや電動はつり
  • 磁器質床タイルは目地で縁切りしてから電動はつりで外す
  • 材料の硬さに合わない工具は下地を傷める

理解度チェック

Q.

ビニル床シートの撤去にはどの工具が適するか。

スクレーパーやはがし機です。薄く柔らかいので削ぎ取れ、ダイヤモンドカッターは過剰で下地を傷めます。

Q.

磁器質床タイルを撤去するとき、まず何をするか。

目地を縁切りします。隣のタイルや残す部分への影響を切り離してから、電動はつりで撤去します。

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出典

  • 一般財団法人 建設業振興基金「令和元年度 1級建築施工管理技術検定(学科)試験 問題」

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けんせつる

この記事を書いた人

ハナダユキヒロミツメラボ

設計事務所に7年勤務し、建築構造設計に従事。設計者として施工図確認・工程会議・検査立会いなど施工管理と協働してきた経験と、公共建築工事標準仕様書・JASS等の一次資料をもとに執筆しています。

「建築学生が学ぶ構造力学」(kentiku-kouzou.jp)を2010年より運営。著書「わかる構造力学」(工学社)。

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