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令和元年度 1級建築施工管理技士 学科試験 No.39を解説、内壁セメントモルタル塗り

令和元年度 1級建築施工管理技士 学科試験 No.39 は、内壁セメントモルタル塗り に関する問題です。

この問題では、4つの記述のうち、最も不適当なものを選びます。

この問題で問われていること

  1. 塗厚の合計
  2. 下塗りと吸水調整材の乾燥
  3. 下塗りモルタルの調合
  4. むら直しのタイミング

※ 問題文そのものは建設業振興基金が公開している公式PDFで確認できます。上記は、その記述で問われている論点を整理したものです。

正解:選択肢3(これが最も不適当な記述)

下塗り用モルタルの調合は、付着力を高めるため富調合(セメント分を多く)とするんです。

選択肢3は下塗りの調合比を示していますが、容積比の取り違えで誤りです。下塗りは下地への食いつきを重視してセメント:砂=1:2.5程度の富調合とし、上にいくほど貧調合にするのが原則なんです。

各選択肢の正誤

選択肢 正誤 解説
1 ◯(正しい) モルタル塗厚の合計は20mmを標準とする
2 ◯(正しい) 下塗りは吸水調整材の乾燥確認後に行う
3 ×(誤り) 下塗りモルタルの調合比が誤り(富調合が基本)
4 ◯(正しい) 下塗り後にむら直しを行う

選択肢3のポイント(ここが誤り)

モルタル塗りは下塗りほどセメントを多くした富調合にします。

下地への食いつきを強くし、上の層ほどセメントを減らしてひび割れを防ぎます。

ザックリ言えば、下塗りは富調合、上塗りほど貧調合、ということです。

覚え方

  • 下塗りは富調合(セメント多め)
  • 塗厚の合計は20mm標準

一問一答

Q.

モルタル塗りの下塗りの調合はどうするか。

富調合(セメント分を多く)とし、下地への付着力を高めます。

令和元年 1級建築施工管理技士 学科試験 過去問解説 一覧へ

出典

  • 一般財団法人 建設業振興基金「令和元年度 1級建築施工管理技術検定(学科)試験 問題」
けんせつる

この記事を書いた人

ハナダユキヒロミツメラボ

設計事務所に7年勤務し、建築構造設計に従事。設計者として施工図確認・工程会議・検査立会いなど施工管理と協働してきた経験と、公共建築工事標準仕様書・JASS等の一次資料をもとに執筆しています。

「建築学生が学ぶ構造力学」(kentiku-kouzou.jp)を2010年より運営。著書「わかる構造力学」(工学社)。

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