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令和元年度 1級建築施工管理技士 学科試験 No.16を解説、水準測量

令和元年度 1級建築施工管理技士 学科試験 No.16 は、水準測量 に関する問題です。

この問題では、4つの記述のうち、最も不適当なものを選びます。

この問題で問われていること

  1. 直接水準測量の方法
  2. 間接水準測量(三角高低測量)
  3. 公共測量での往復観測
  4. 標尺の読み取り方法

※ 問題文そのものは建設業振興基金が公開している公式PDFで確認できます。上記は、その記述で問われている論点を整理したものです。

正解:選択肢4(これが最も不適当な記述)

標尺を左右に動かして読むのは、最小の値を読む(最小読定)のが正しいんです。

選択肢4は最大の値を読み取るとしていますが、これは誤りです。標尺をわずかに前後(左右)に振ると目盛は読みが変化し、標尺が鉛直に立った瞬間が最小値になるので、最小値を読むのが正解なんです。

各選択肢の正誤

選択肢 正誤 解説
1 ◯(正しい) 直接水準測量はレベルと標尺で順に高低を測る
2 ◯(正しい) 間接水準測量は鉛直角と水平距離で計算する
3 ◯(正しい) 公共測量では視準距離を等しくし往復観測する
4 ×(誤り) 標尺は最小の値を読む(最大は誤り)

選択肢4のポイント(ここが誤り)

標尺を前後に振ると、鉛直に立った瞬間に読みが最も小さくなります。

傾いていると見かけの目盛が大きくなるため、最小値を読むのが鉛直状態の正しい値です。

ザックリ言えば、標尺は最小値が正解、ということです。

覚え方

  • 標尺は最小値を読む(鉛直の瞬間)
  • 公共測量は視準距離を等しく、往復観測

一問一答

Q.

標尺を振って読むとき、最大値と最小値のどちらを読むか。

最小値です。標尺が鉛直に立った瞬間が最小読みになります。

令和元年 1級建築施工管理技士 学科試験 過去問解説 一覧へ

出典

  • 一般財団法人 建設業振興基金「令和元年度 1級建築施工管理技術検定(学科)試験 問題」
けんせつる

この記事を書いた人

ハナダユキヒロミツメラボ

設計事務所に7年勤務し、建築構造設計に従事。設計者として施工図確認・工程会議・検査立会いなど施工管理と協働してきた経験と、公共建築工事標準仕様書・JASS等の一次資料をもとに執筆しています。

「建築学生が学ぶ構造力学」(kentiku-kouzou.jp)を2010年より運営。著書「わかる構造力学」(工学社)。

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