ゼロから学ぶ建築施工管理

  1. HOME
  2. 過去問解説
  3. 1級建築施工管理技士
  4. 平成30年
  5. > No.68 立入り禁止措置

平成30年度 1級建築施工管理技士 学科試験 No.68を解説、立入り禁止措置

本ページはプロモーション(アフィリエイト広告)を含みます。

平成30年度 1級建築施工管理技士 学科試験 No.68は、作業中の立入り禁止措置に関する問題です。この問題では、4つの選択肢のうち、関係労働者以外の立入りを禁止しなければならないものを選びます。

1級建築施工管理 第一次検定 問題解説集

過去問本命1級建築施工管理 第一次検定 問題解説集

地域開発研究所/解説が丁寧な正統派。過去問を1問ずつ潰すなら、分野を網羅したこの1冊が演習の定番です。

価格・在庫は各販売ページでご確認ください。1級2級の参考書・過去問の比較もどうぞ。

この問題のポイント

この問題は、労働安全衛生規則で関係労働者以外の立入りを禁止しなければならない作業を問うものです。核心は足場の組立て等の作業は高さ2m以上で立入り禁止の対象になるという基準で、選択肢に並ぶ高さの数字に惑わされず、作業の種類ごとの規定を区別できるかが分かれ目になります。

※ 問題文そのものは、建設業振興基金が公開している公式サイトで確認できます。

正解:選択肢1(立入りを禁止しなければならないもの)

各選択肢の正誤

選択肢 正誤 解説
1 ◯(正しい) 高さ2mの足場の組立て作業は立入り禁止措置が必要で、これが該当する
2 ×(該当しない) 高さ3mの鉄骨組立ては本問の立入り禁止対象として問われている作業に該当しない
3 ×(該当しない) 高さ4mのコンクリート造解体は本問の立入り禁止対象として問われている作業に該当しない
4 ×(該当しない) 軒高5mの木造解体は本問の立入り禁止対象として問われている作業に該当しない

選択肢2から4は本問で問われている立入り禁止の要件に該当せず、高さ2m以上の足場の組立て等にあたる選択肢1が立入りを禁止しなければならないものなんです。

二次検定の記述が独学だと不安という人は、添削のある独学サポート事務局の通信講座を早めに押さえておくと回り道を減らせます。

選択肢1のポイント(ここが正解)

足場の組立て・解体・変更の作業では、上から材料や工具が落下したり、足場材が倒れたりする危険があります。そこで労働安全衛生規則は、高さ2m以上の足場の組立て等の作業を行う区域について、関係労働者以外の立入りを禁止しなければならないと定めています。

選択肢1は高さ2mの足場の組立てなので、まさにこの基準に当てはまり、立入りを禁止しなければなりません。

一方で鉄骨の組立てやコンクリート造・木造の解体は、それぞれ別の条文や基準で安全措置が定められており、本問が問う「高さ2m以上の足場の組立て等」の枠組みでそのまま立入り禁止対象になるわけではありません。高さの数字だけを見て同列に扱わせる点が引っかけになっています。

作業の種類ごとに要件が違うので、まず足場の組立て等で高さ2m以上かを判断軸にするのがコツなんです。

覚え方

  • 足場の組立て等は高さ2m以上で立入り禁止
  • 禁止するのは関係労働者以外の立入り
  • 作業の種類ごとに要件が違う(高さの数字だけで判断しない)
  • 判断軸は「足場の組立て等で2m以上か」

理解度チェック

Q.

足場の組立て等の作業で立入り禁止措置が必要なのは高さ何m以上か。

高さ2m以上です。その作業区域には関係労働者以外を立ち入らせてはなりません。

Q.

選択肢に並ぶ高さの数字だけで立入り禁止の要否を判断してよいか。

判断できません。作業の種類ごとに要件が異なるため、まず作業内容(足場の組立て等か)を確認する必要があります。

平成30年 1級建築施工管理技士 学科試験 過去問解説 一覧へ

わかって合格る 1級建築施工管理技士 第一次検定 基本テキスト

テキスト本命わかって合格(うか)る 1級建築施工管理技士 第一次検定 基本テキスト

TAC出版/過去問で間違えた分野は、図解の多い基本テキストで補強すると定着します。2級は2級のおすすめ参考書から。

独学がきつい・第二次の経験記述に不安があるなら、添削まで付く通信講座も選択肢です。経験記述の添削・独学サポート事務局を見る内容と料金の解説

出典

  • 一般財団法人 建設業振興基金「平成30年度 1級建築施工管理技術検定(学科)試験 問題」

資格を取ったら、次はキャリアと年収

施工管理は人手不足で売り手市場です。今の待遇に不満があるなら、建設業界に強い転職エージェントに相談だけでもしておくと、自分の市場価値と選択肢が見えます。

建設業界専門の転職エージェント【RSG建設転職】▶

登録・相談は無料

独学で合格をめざすなら

使うテキスト・過去問で迷ったら、定番をまとめたこちらもどうぞ。

けんせつる

この記事を書いた人

ハナダユキヒロミツメラボ

設計事務所に7年勤務し、建築構造設計に従事。設計者として施工図確認・工程会議・検査立会いなど施工管理と協働してきた経験と、公共建築工事標準仕様書・JASS等の一次資料をもとに執筆しています。

「建築学生が学ぶ構造力学」(kentiku-kouzou.jp)を2010年より運営。著書「わかる構造力学」(工学社)。

経験記述の添削・通信講座

独学がきつい、第二次の経験記述が不安。そんな人は添削まで付く通信講座も選択肢です。

独学サポート事務局を見る ▶

内容・料金は公式で確認

けんせつる

けんせつる

施工管理の用語・過去問・受験ガイドを、初心者向けにやさしく案内します。

Topへ >>