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平成29年度 1級建築施工管理技士 学科試験 No.18を解説、給排水設備

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平成29年度 1級建築施工管理技士 学科試験 No.18は、給排水設備に関する問題です。この問題では、4つの記述のうち、最も不適当なものを選びます。

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この問題のポイント

給排水設備の基本(エアチャンバー、通気管、排水トラップの封水深、給水タンクの保守点検口)を問う問題です。引っかけの核心は給水タンクの点検用マンホールの最小内法直径で、人が出入りできる寸法かどうかが判断のかぎです。

※ 問題文そのものは、建設業振興基金が公開している公式サイトで確認できます。

正解:選択肢4(最も不適当な記述)

各選択肢の正誤

選択肢 正誤 解説
1 ◯(正しい) エアチャンバーはウォーターハンマーの水撃圧を吸収
2 ◯(正しい) 通気管はサイホン作用による封水切れを防止
3 ◯(正しい) 排水トラップの封水深は5〜10cm
4 ×(誤り) 給水タンクのマンホール最小内法直径は60cm以上(45cmは誤り)

選択肢4のマンホール最小内法直径を「45cm」とする記述が誤りで、正しくは60cm以上です。

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選択肢4のポイント(ここが誤り)

給水タンクは、内部を定期的に人が出入りして点検・清掃する必要があります。そのため保守点検用のマンホールには、人が無理なく通れる大きさが求められます。

円形マンホールの最小内法直径は60cm以上とされています。45cmでは人が体を入れて作業するのが難しく、点検口として不十分なんです。

選択肢4の「最小内法直径45cm」という記述は誤りで、正しくは60cm以上としなければなりません。人が通れる寸法かどうかで判断するとよいですね。

なお選択肢1のエアチャンバーがウォーターハンマーの水撃圧を吸収すること、選択肢2の通気管がサイホン作用による封水切れを防ぐこと、選択肢3の排水トラップの封水深が5〜10cmであることは、いずれも正しい記述です。

覚え方

  • 給水タンクの点検用マンホール最小内法直径は60cm以上(人が通れる寸法)
  • 排水トラップの封水深は5〜10cm
  • 通気管は封水切れ防止、エアチャンバーは水撃圧の吸収

理解度チェック

Q.

給水タンクの保守点検用マンホールの最小内法直径は、いくつ以上とするか。

60cm以上です。人が出入りして点検・清掃できる寸法が必要で、45cmでは不足します。

Q.

排水トラップの封水深は、どの程度の範囲とされているか。

5〜10cmです。浅すぎると封水切れしやすく、深すぎると自浄作用が落ちるため、この範囲が標準です。

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出典

  • 一般財団法人 建設業振興基金「平成29年度 1級建築施工管理技術検定(学科)試験 問題」

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けんせつる

この記事を書いた人

ハナダユキヒロミツメラボ

設計事務所に7年勤務し、建築構造設計に従事。設計者として施工図確認・工程会議・検査立会いなど施工管理と協働してきた経験と、公共建築工事標準仕様書・JASS等の一次資料をもとに執筆しています。

「建築学生が学ぶ構造力学」(kentiku-kouzou.jp)を2010年より運営。著書「わかる構造力学」(工学社)。

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